導入経緯と想い
働き方、 生産性への意識改革と仕事に対する責任感、
ひとり一人が自信と誇りを持ち働きやすい環境に
特殊製造は、高精度を要求される小回りを活かした体制と高品質確保・短納期を武器に多くの方々に喜ばれています。お客様の微妙なニュアンスにお応えできるのも、完全オーダーメイドでレベルの高い我が社の特殊加工技術と閃きと知恵によるものと思っています。
機械は正確ですが、操作するのは人、精度を上げるのも人、技術を磨き活かすのも人…。ここで働く従業員は我が社の強みです。
しかし、クオリティの高い精密な作業だからこそ集中力には限界があります。時間を上手に使い強弱をつけた仕事のやり方をしてほしかったのでシステムを導入しました。その日の売上、進捗状況や今月のお客様情報なんかがひと目でわかるし、数字データは経営の立場としては作戦を練りやすい。各自の作業工程も「見える化」されることに魅力を感じています。システムの導入でみんなも生産性への意識をしているんじゃないかな…。私も所属長と一緒に自分だけの予定ではなく、工程通りに終わるように部署のみんなで知恵を出し合って作業をすすめていく。仕事に対する責任感と時間の使い方を改善しているところです。
また、生産管理システムにより、一人ひとりの得意不得意が見えてきます。
例えば精神的にメンタル的にも強い人、あるいは能力的にパワーのある人、仕事は好きだけど手先が不器用な人間とか…いろいろあるわけですよ…。
一人ひとりの能力を見出し、伸ばして、活かせる場つくること、それぞれの得意とする分野で各自の能力にあわせた働き方を考えていく、フォローしていくのは私ら経営者の務めと思っています。
私としては、システムデータを併用し仕事を効率よくまわしていきながら、一人ひとりの個性も大事に育てていきたい…。
れからは、新商品開発もしていきたいですし、弊社は 30 歳代が多いので、これまでの経験と若い知恵を取りいれながら心楽しくできる環境つくり、会社つくりをしていきたいと思っています。